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森羅万象から学ぶ羅針盤「言葉に愛情を持たせる」
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森羅万象から学ぶ羅針盤「言葉に愛情を持たせる」

2021.05.07

森羅万象から学ぶ羅針盤「言葉に愛情を持たせる」
 作家・三島由紀夫氏は、著書『小説家の休暇』のなかで、「傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子(よろいかたびら)を身につけるものだ。そして往々この鎧帷子が、自分の肌を傷つけてしまう」と述べています。

 ここで言う、複雑な鎧帷子とは、言葉を指しているのだと思います。傷つきやすい人間は、言葉で自分の身を守っているのですが、その言葉によって、逆に、自分が傷つくことがあるのです。

 世の中には、議論すれば誰にも負けず、必ず相手を打ち負かしてしまうような人がいます。しかし、相手を負かしているのと同時に、実は、その言葉で自分自身が傷ついていることが多いのです。

 例えば、言葉巧みな人は、自分の非を指摘されても、優れた弁舌によって、逆に相手をねじ伏せてしまうでしょう。
しかし、その姿は、周囲の人たちには、決して美しく見えるものではありません。むしろ、白い目で見られるのがオチです。
 言葉巧みな人は、その白い目に気付いているため、実は、深く傷ついているのです。しかし、誰もフォローしてはくれないのが現実なのです。

 まさに、言葉は鎧帷子そのもので、そのザラザラした硬い金属の網目が、自分を守るだけでなく傷つけるのと同様に、相手に向けた痛烈な一言が、自分に跳ね返ってきて、傷つくことになるのです。

 言葉の鎧帷子を正しく着こなすには、無意味な自尊心を捨て、何よりも言葉に愛情を持たせることです。
愛情のある言葉は、他人を幸せにするだけでなく、自分も幸せにしてくれるものです。このことを肝に銘じて、どんな時でも、愛情に溢れた豊かな言葉を使うようにしましょう。

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