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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生に一切の手抜き無し」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生に一切の手抜き無し」

2023.06.12

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生に一切の手抜き無し」
 お互いに譲りお互いを助ける「互譲互助」の精神を唱えたことでも知られる石油元売会社の出光興産創業者・出光佐三氏は「何をやるにしても考えて考え抜く。それが私の一生である」と述べています。

そんな「考えて考え抜く」ことの大きな要素には、早さ、深さ、視点の3つがあります。この3つを主体に、6W3H(いつ・どこで・誰が・誰に・何を・なぜ・どのように・いくらで・どれくらい)にアンテナを張り、PDCAサイクルを適切に回して、自分の為すべきことを強い信念をもって、死ぬまでやり遂げるのです。

 この『森羅万象から学ぶ羅針盤』で何度となくご案内してきましたTime is Life、「時間は人生の一部」を理解しているのであれば、スピードを意識して考えなければなりません。いくら素晴らしい考えでも、あまりにも時間を要するのであれば無価値です。「下手の考え休むに似たり」で、囲碁や将棋の下手な人が行う長考のように、無駄な時間を過ごすのと同じで何の意味もないのです。

 また、深く考えることも重要です。少し前に、「すべてのテーマを掘り下げる」として、表面上の「事実」よりも、その裏にある「真実」に目を向けることで、他人が知らないことに気が付くとご案内しています。

 さらに、視点を変えてみることによって、それまで非常識と思われていたことが実は有効であったり、不可能を可能にする手段が見つかったりするものです。なぜなら視点とは、見る高さや幅、奥行きが限られているため、常に視点を変える努力をすれば、非常識が常識に、不可能が可能になることに気付くのです。

 これらを死ぬまで続けられないのは、まさに手抜き人生そのものです。躍進流なら、「人生に一切の手抜き無し」となります。仕事も人生も死ぬまで手を抜くことなく全力で頑張りましょう。

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