森羅万象から学ぶ人生羅針「使命を果たし社会への恩返し」
2023.09.04
森羅万象から学ぶ人生羅針「使命を果たし社会への恩返し」
クリミア戦争での負傷兵たちへの献身的な介護で「クリミアの天使」と呼ばれ、さらに統計に基づく医療衛生改革を実施したことで大きな功績を挙げた看護師のフローレンス・ナイティンゲールは、自身の功績に対する評価について、「私は神に命ぜられたことをしただけです」と述べました。
また、僧侶で哲学者の清沢満之(まんし)氏も同様に「我が職業は天与(てんよ)の任務なり。これを愛重せざるは、天与を辱ずかしむるものなり」としています。
要するに、自分が携わっている職業は、神様から与えられた使命であり、それは淡々と遂行するのが当たり前で、不平不満を言うのは、神様を侮辱することだとしているのです。
確かに、自分が現在手掛け、人から感謝され大いに成果を上げている仕事とは、どのような形で巡り合ったのを考えれば、最終的には「神の命令」や「天与」という言葉が当てはまるものかもしれません。
芸能人など、いくらやりたい職業でも、才能や向き不向きに大きく左右されるため、必ずしも成功するとは言い切れません。ひょっとしたらそれは、「神の命令」や「天与」ではなかったのかもしれないからです。
しかし、新卒に限らず転職も含めて携わるようになった仕事に対し、「これが自分の果たすべき使命だ」と手ごたえを感じれば、その使命を懸命に果たすことこそ、神様というよりも社会への恩返しになります。その結果、大いなる社会性を実現していることを強く認識してください。
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