森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の道を外れずに自由に生きる」
2025.06.30
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の道を外れずに自由に生きる」
『論語』の有名な一節に、「70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」があります。人間もさすがに70歳になれば、自分の好きなことをやっても常識や人の道から外れることはしなくなる」というものです。
俗に三道楽(さんどら)煩悩と言われている「飲む・打つ・買う」も、年齢とともに嗜好や興味が薄らいでいくものです。「飲む」などは糖尿病をはじめ万病の元でありますし、次第にお酒が弱くなって体が受け付けなくなるものです。
「打つ」も、負ければ悔しいことには変わりありませんが、勝ってもかつてほどのときめきが感じられなくなるでしょう。もし勝っても負けてもつまらないと感じたら、そこが潮時と考えてすっぱり縁を切りましょう。
「買う」も「飲む」同様に、年齢とともに精力の衰えによって、それほど異性に興味がなくなり、どうでもよくなっていくものです。
しかし、趣味とまではいかなくとも、生き甲斐みたいなものがないと人間、特に男性は生きていけないものです。それでも世の中を見渡せば、70歳の老人でも十分に楽しめるものはたくさんあります。
特に私は障害者なので体を使う楽しみにも制限がかかります。しかし、頭を使う楽しみならいくらでもみつけられます。今63歳なので、70歳までの7年計画を練りながら、何をしようかとワクワクしている最中です。
それも自制心が働くので、やりたいことといっても人の道、道徳を守りながら、思いっきり好きなことをしていると思います。そして、自然とそうなっている自分を客観的に見つめながら、「これでいいのだ」とバカボンのパパみたいなセリフを言っているでしょう(笑)。
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