森羅万象から学ぶ人生羅針盤「発見と模倣と倫理」
2025.11.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「発見と模倣と倫理」
前回の投稿を補足する意味で、今回はスペインの建築家アントニオ・ガウディの「世の中に新しい創造などない。あるのは発見である」という言葉をご紹介いたします。
新しい創造というのは、ゼロから何かを産み出すことではありません。ゼロはどこまで行ってもゼロだからです。しかし1となるものを手に入れるのは発見でしかないとガウディは言うのです。自分の仕事や人生の元や糧となるものは既にこの世に存在しており、それを発見さえすればよいのです。
ではどうやって発見できるのでしょうか。言うまでもなく正しい方向性に則った血のにじむような努力以外にないのです。そして努力していると、不思議と正しい方向に導いてくれます。
おそらく努力している姿を第三者が認め、それに力を貸し、チャンスを与えてくれるからでしょう。それによって未知の発見というめぐり合わせが実現するのだと思います。
ついでも申し上げれば、新しい創造はないですが、模倣はたくさんあります。守破離の精神で模倣し、どんどん進化しバージョンアップしていけば、それは人類の幸福に貢献することになるのです。
まさに発見と、それを進化させる模倣こそが、自分を成長させ、未来を明るいものにするのです。
もちろん道を間違って、戦争などというものに発見や模倣を利用されては困ります。ならばこれに倫理を加え、間違った方向に暴走しないようにすることを、全人類は肝に銘じておくべきでしょう。
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