森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怒らず、受け流す力」
2026.03.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤
「怒らず、受け流す力」
友人のサラリーマン時代の話である。
隣の部の部長に、部下の不満を見事に受け流す人物がいたという。
ある日、部下が感情をあらわにして詰め寄った。
「○○さん、なんすかこれ? 俺、納得いかないッスよ!」
すると部長は、微笑みを崩さずこう返す。
「□□さん、君は大物だね。きっと伸びるよ。これからは君を中心に、ピシッと体制を整えていけばいい」
そして決まって、その言葉とともに、空手の手刀のように右手を横一文字に振る。
興味深いのは、部下の不満の中身には一切踏み込まないことだ。
それでいて、相手の勢いだけは見事に受け止め、気づけば場は収まっている。
頭ごなしに叱ることも、人格を否定することもない。
ただ、相手の土俵には乗らず、流れを変えてしまう。
友人はこの“受け流しの術”を、今でも時折真似しているらしい。
いかにも彼らしい話である。
もちろん、重要なことは真正面から議論すべきだ。
しかし、すべてに反応し、すべてに怒っていては、心も場も持たない。
水が岩を避けて流れるように、風が木々の間をすり抜けるように。
受け流すとは、逃げることではなく、調和する知恵である。
怒らず、受け流す。
それもまた、人を活かし、自分を守る、生き方の一つなのだ。
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